電力会社のコールセンターは楽なのかきついのか?それぞれ実体験からの本音をお伝え

求人サイトを見てたら、電力会社のコールセンターを見つけたけど、どんな仕事なのかな?

難しかったり、ストレスまみれだったら嫌だな、、、

働いたことが無ければ、こんな感じで不安に思うんじゃないでしょうか?私も思ったことがあるので、よくわかります。

電力関係コールセンターの仕事は楽なんでしょうか?それともきついのでしょうか?

電力会社のコールセンターは楽・きつい?

結論から言えば、楽な業務もあるし、きつい業務もあります。

受信か発信かでも内容が全然違いますし、合う合わないの差が大きいです。職場によってかかってくるクレームの多さも、内容も全く違うからです。

発信の仕事だと、1日中明るく元気な声で営業をし続けないといけませんので、楽しめる人は楽しめますが、きつく感じる人もいます。

受信の仕事で言えば、引っ越しの際の新規開通や、支払い方法の変更受付でああればクレームはそこまで多くないので楽な方です。一方で、未納で電気が止まった人からの再開受付などはクレームが多くつらいです。

このように業務内容によって、楽かどうかは業務内容によってかなり変わってくるので、今回はこのあたりを受信、発信に分けて詳しく書いてみました。

電力会社のアウトバウンド(発信)

アウトバウンドとは、お客さんに電話を架ける仕事です。数年前までは電力会社でアウトバウンドというのは、相当めずらしかったのですが、今ではだいぶ一般的になりました。

2016年からは電気、2017年4月からはガスが自由化されたからです。

色々な企業が自由に電気やガスを販売できるようになり、電力会社がガスを販売したり、ガス会社が電気を販売したり、、、

なんだか訳の分からない状況になってますが、その影響でどの企業もお客さんの取り合いになってます。

そのため、電話営業をする人材を必要としており、コールセンター仕事がたくさん生まれています。

アウトバウンドの仕事内容:売り込んで売り込んで売り込みまくる

電力関係でアウトバウンドの業務内容は、ほとんどの場合がっつりとした売り込みです。次から次へとお客さんに電話を掛け、「今より安くなりますよ!いかがですか?」とセールスをしまくります。

営業の電話はフリーダイヤルから架けることになるため、ほとんどの人はそもそも電話に出ませんが、何件かに一回はつながります。

一旦繋がったら相手の機嫌を損ねないようにして会話をつなぎ、セールスをかけていきます。

これを1日中繰り返します。電話してみてダメなら気持ちを切り替えて次に行く、話を聞いてくれる人に当たればガッツリ営業する、、、をリピートします。

もちろん、相手もすでにどこかの会社と電気もガスを契約済みですから、「必要ない」「めんどくさい」とほぼ100%の確率で断られます。そこをどううまく切り返して相手を説得できるかで、契約が取れるかどうか決まります。

相手と仲良くなり「この人なら信頼できそうかな」とか、「少しでも安くなるならいいか、、、」と思ってもらい、『YES』を引き出すことが出来れば、無事セールス成功です。

営業成功したら給料は増える?

ところで、セールスが成功したら給料は増えるのでしょうか?

「営業なんだから、契約取ったらその分増えるでしょ?」と普通は思いますが、非常に残念な話ですが、全く増えない職場がほとんどです。

個人的にはこの事実を知った時には「はあぁ?」と思いました。

営業の仕事なのに、契約とっても取らなくても給料が同じとか、意味不明ですからね汗

いずれ改善される日が来ればいいのですが、残念ながら現状はこのような職場が多いです。

ですので、お金の面で考えれば、はっきり言って契約をたくさん取っても、全く意味無いのですが、、、

契約が取れず断られ続けると、電話を掛けるのが嫌になるし、職場で使えない人としてレッテルを貼られてしまうので、働きやすさUPのために契約は取れたほうがいいです。

それに、もしかしたら、セールススキルを身に着ければ、別の場所で使える機会もあるかもしれません。どうせやるなら契約数をたくさん取ることを目標に、チャレンジすることをオススメします。

契約を取るのが上手になり、セールスを楽しめるようであれば、楽しく仕事できるでしょう。

 

電力会社のインバウンド(受信)

インバウンドは受信のコールセンターのことです。

アウトバウンドの仕事は営業の仕事ですが、一方で電力関係のインバウンドというのは多岐に渡ります。

料金に関する問い合わせ、停電したときの対応、コンセントに水がこぼしたがどうしよう、エアコンが急につかなくなった、、とかバリエーションがありすぎて書ききれません。

対応方法としては、自分の職場で対応できる内容であれば、そのまま回答。管轄外であれば、違う窓口を案内するという感じです。

例えば「エアコンが付かない」という問い合わせなんて、メーカーに相談してくださいって話ですからね笑。

常識がある人であれば、電力会社のコールセンターには電話しないと思うのですが、意外とこういう問い合わせも入ってきます。

電力会社の受信でヤバいクレームになるパターン

ヘビークレームになりやすいのは、料金未納で電気が止まった人からの問い合わせです。料金を払うように案内するしかありませんが、当然相手もお金が無いから払ってないわけで、こちらでは解決できないからです。

「払わないといけない、そんなことは分かってる、でも今は払えないんだ、もうちょっと待ってくれ」と頼まれたり、「赤ん坊がいるのに暖房がつけられない、殺す気か」とか「介護用のベッドが止まる、死んだら一生恨んでやる」とか色々言われます。

彼らは本当に切羽詰まっているので、必死なんですよね。電気が止まるくらいですから、水道とか、ガスも止まってるかもしれません。今日食べる食事代にも困るような状況なのは確実でしょう。

しかし、同情して「じゃあ、特別に再開しますので、余裕が出来たら払ってください」とも立場上言えません。

相手がどんなに怒ろうと『払ってください、払うまでは再開はできません』と繰り返し何度でも言うしかありません。

そのため、「払ってくれ」「いや、払えない。何とかならないのか。」と何度も同じやり取りを繰り返すことになり、段々と相手がイライラしてきて、クレームに、、、

なんてパターンはよくあり、長いときには、これが30分~1時間以上続いてしまうこともあります。

クレーム対応はコールセンターであれば、どこの職場でもあることですが、このような切羽詰まった人たちの悲痛な叫びは、精神的に堪えます。なかなかにしんどいです。

クレームで潰れないためには、方法論を知る必要があります。

私が普段使っている方法をこちらにまとめてますので、以下の記事を見てみてください

→辛いコールセンターでのクレーム対応のコツと、実例を紹介

 

電力会社のコールセンターの給料は高い?安い?

電力会社のコールセンターが給料が高いかどうか?についても少し触れておきます。

もちろん職場によって時給は違いますが、コールセンター全体の中でいれば、高くも無く安くもない、、、という平均的な感じです。

具体的には都内だと、アウトバウンドでもインバウンドでも、平均時給1500円ぐらいでしょう。

コールセンター業界で給料が高いのは、覚えることが多く難易度が高い仕事とか、クレームが多い仕事。

例えば、英語が必須の仕事とか、クレーマーが多い高齢者の相手を一日中するとか、ミスをしたら上司から死ぬほど怒られる職場とか、、、そんな感じです。

反対に給料が安いのは、覚えることが少なかったり、クレームが少なく精神的負担が少ない仕事です。要するに誰にでもチャレンジしやすい仕事ですね。

通販とかの注文受付(どの商品を何個欲しいのか聞くだけ)や、国勢調査の仕事とかが安い仕事の一例です。国勢調査の仕事は、電話を架けて「○○日までにアンケートに回答してください」と伝えるだけのお手軽な仕事です。

一方で電力会社のコールセンターは、ほどほどに覚えることがあったり、ほどほどにクレームもあったりなので、給料は一般的な水準に落ち着く感じなんですね。

 

インバウントのコールセンターの一例

インバウンドの仕事がどんな感じかを、もう少しイメージしやすくするために、実際の仕事の給料をいくつかお伝えしてみます。

都内の仕事その1:申し込み受付

電力契約の申し込みの仕事で、時給は1500円ですね。都内のコールセンターとしては、平均的な水準です。

都内の仕事その2:受信&事務

詳細は不明ですが、インバウンド&事務の仕事です。ちょっと時給は安めですが、それだけ覚えることが少ないか、もしくはストレスが少ないのでしょうかね、、、

電気とガスの両方受付ということで、ちょっと珍しいですが、こんな仕事もあるようですね。

  

アウトバウンドのコールセンターの一例

アウトバウンドのコールセンターも一例を挙げておきます。

こちらは、ゴリゴリの営業の案件です。「太陽光発電始めませんか?」という営業をする案件のようです。

わたしは太陽光発電の営業をしたことはありませんが、たぶん一日中電話をかけまくって、契約をとる仕事でしょう。

 

こちらは申し込み内容の確認を行う仕事のようです。すでに申し込みが決定している人が相手のため、クレームにはなりにくいのかな、、、という気はします。

純粋な営業とはちょっと内容が違うんだと思います。時給の水準としては、都内では一般的な感じですね。

、、、と何個か挙げてみましたが、こんな感じで1500円付近が都内のコールセンターの時給の平均ですね。

 

福利厚生はある?

コールセンターの仕事で、福利厚生はあるのか?についても、解説してみます。非正規の場合は福利厚生は無いと思っている方もいるので、派遣社員として働く場合についてお伝えしてみます。

有給休暇

非正規でも有給休暇はちゃんとつきます。半年勤めると10日間以上の有給休暇がもらえ、そこからさらに1年間経つとまた有給が付きます。

ただ、派遣会社から「有給が付きました!」と連絡は基本来ないので、こちらから言わない限りは有給は使えません。たぶん、気が付かずに働いて欲しいから会社からは言わないんでしょう笑

こちらから有給を使いたいと派遣会社に連絡し、申請方法を質問すれば普通に使えますので、半年以上勤めたら絶対に申請するようにしましょう。

奨励金

派遣社員は定期的にボーナスがもらえるということは基本的にはありません。が、頑張りに応じてたまにご褒美をくれる会社は存在します。

金額はそれほど大きくなく、数千円~1万円ぐらいのことが多いですが、何も貰えないよりはいいという感じですね。

自分が以前勤めていたインバウンドのコールセンターでは、半年に一度選ばれたスタッフが表彰され、数千円~1万円をもらってました。

皆勤賞とか、最優秀賞とか、、、何種類かありましたね。

皆勤賞は無遅刻、無欠席の人が貰うわけですが、最優秀賞は選考基準はナゾで、会社が選んだ人が貰っていました。

このような制度が一切なく、頑張っても何も無い職場も正直多いですが、こういった手当がある職場は少しだけ嬉しいですね。

休憩室

休憩室に福利厚生があることもあります。充実した職場だと、無料で使えるマッサージチェアや、コーヒーマシンがあることも。

コールセンターは1日中パソコンを操作する仕事なので、非常に肩が凝りますので、マッサージチェアはかなり重宝します。

コーヒーも、会社に無い場合は自腹で買わないといけませんから、好きな人は無料で飲めるのはめちゃめちゃありがたいです。

産休や出産手当金

出産や、産休の場合の手当ても当然もらえます。法律で定められた労働者の権利ですからね。

なので、必要な場合には迷わず派遣会社に連絡し、申請方法を確認しましょう。

有給でもそうなんですが、「非正規だと手当てが貰えない」と思っている人がいますがですが、そんなことはありませんからね。

法律で支給しなければならないと決まってますから、きちんと受け取らないと損ですので、気を付けましょう。

電力会社のコールセンターがオススメなのは、こんな人

電力会社のコールセンターでの仕事が向いているのは、どんな人でしょうか?

発信に向いている人

まず、発信が向いているのは、人と話すのが好きで、明るいトーンで話せる人でしょうね。話を聞いてくれるのはお年寄りが多いので、早口だったりボソボソした口調だと、電話越しだと聞き取りづらく、中々営業がうまくいきません。

勤務時間は8時間あるため、元々の話し方が静かな人が頑張り続けるにはちょっ長いです。もともと声が大きい人や、ハキハキした話し方のほうが自然体で働けて有利です。

あとは、今後営業の仕事をしようと思っていて、その練習にコールセンター、、、というのもいいかもしれませんね。

時給を稼ぐという以上の目的があれば、キツイ時も乗り切れるはずです。

受信に向いている人

受信については、相手の質問や要望にしっかりと応える必要があります。声のトーンを上げる必要は無いので、「冷静に相手の要望に応えてるほうが楽」という場合は受信のほうがいいでしょう。

あと、発信よりも受信のほうが丁寧な言葉使いが求められるので、言葉遣いを身に着けたい、言葉遣いに自信がある、という場合は受信のほうがいいですね。

あとは、クレーム入電は必ずあるので、そのときに心が折れないような考え方ができたほうがいいですね。

そもそもコールセンターに向いていない人

そもそもコールセンターに向いていない人はどんな人かといえば、「真面目過ぎる人」かなあと思います。

コールセンターで働けば、受信だろうが発信だろうが、絶対に変な人やクレーマーとは話さなければいけません。

罵倒されたり、怒鳴られたり、理不尽なことをしつこく言われたり、、、ということはどうしても避けられません。

そこで、真面目に受け止めて落ち込んでしまったり、病んでしまう人はコールセンターで勤めてもすぐに辞めてしまうでしょう。

なので、クレームを言われても適当に受け流せたり、あまり気にせずに忘れることが出来る人がコールセンターには向いているでしょう。

 

まとめ

電力会社のコールセンターについて、まとめてみました。これから働く場合には是非参考にしていただければと思います。

電力会社の仕事は、発信、受信の両方があり、それぞれ全く業務内容が変わってきます。

今回の記事で、是非雰囲気を感じ取って貰えたらうれしいです。

読んでいただきありがとうございました。